Q.ご結婚とご家族は?
久一さん:先に石狩に嫁いでいたお姉さんの所に妻が山形から遊びに来ていて、縁があって昭和43年に結婚したんだ。2男2女の子どもと6人の孫に恵まれたな。
桂子さん:農家に興味があったのも良かったのか親に見初められてね。名前に「木」が付くとそこに根を張るってよく言うらしいんだけど、本当にそうなっちゃったね~(笑)
Q.旅行はよく行かれたんですか?
久一さん:そうだね。これで、身体が健康な時はあちこち歩いていたんだよ。
桂子さん:台湾に2回、出雲大社にも2回行ったね。平成25年は、伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮と出雲大社の60年に一度の平成の大遷宮が重なる大切な時期だったから、家族に見せてあげたくて孫達も連れて一緒に行ったね。
Q.奥様は女性部で活躍されていたイメージですが…
桂子さん:そうね、仲間が全道各地にいるね。部長をやったりして研修旅行で一緒になった人とはいまだに仲良くしてるね。
Q.農業をする中で気を付けている事は?
久一さん:安全安心はもちろんだけど、馬鈴薯は検査して更新した種芋を使ってるんだ。病気の問題もあるし、他の農家さんや普及員さんに迷惑かけちゃいけないからな。
Q.農家になっての一番の思い出は?
久一さん:昔は牛を飼っていたけど、水田を作るようになったから牛を売って処分したんだ。それが結構高い値段で売れてな。血統書付きだったからかなぁ。あとは、佐藤水産で平成3年くらいから直売をさせてもらったけど、トウキビが1シーズンに最高で約6万本売れたのを今でもすごく覚えているね。
☆取材エピソード☆
桂子さんは石狩で手作りみそを手掛けた草分け的存在で、色々な方に伝授されてきたそう。手作りの味は格別で、味噌汁は出汁を入れなくても美味しいと評判です。