札幌市とJAさっぽろなどが連携して行う「さっぽろ学校給食フードリサイクル」が今年も始まっています。
この取り組みは、学校給食を作る過程で発生する調理くずや残食などの生ゴミを堆肥化し、その堆肥利用して栽培した作物を学校給食に用いて子供たちが食するという、食物を循環させる仕組みです。単に学校給食の調理くずや残食のリサイクルだけではなく、食や環境を考え、食べ物を大切にする子供を育てることを目指しています。
7月3日(月)には、豊平区の旭小学校で、篠路地区で栽培されたレタスを使用した「レタス入り焼豚チャーハン」が提供されました。レタスは、7月と9月に期間を分けて、市内全ての公立の小中学校の給食で順次使用されます。
フードリサイクル堆肥を使用して栽培した野菜の提供は、8月から9月にかけてトウモロコシ、11月にはタマネギ(さつおう)も予定しています。