Q.農業を始めたのは?
幸吉さん:6人きょうだいの長男として生まれて、中学卒業後から農業を始めて、代々伝わってきたものを絶やさないように頑張ってきたね。第6組合(生振地区の農事組合)で農業やっている人もかなり減っちゃったけど、去年息子に経営移譲して今はすっかり任せてるよ。
Q.農業をやってきて良かったことは?
幸吉さん:20年前は大根を撰果場に出していたんだけど、野菜は値段の変動が大きいからね。直売をやるようになってからは形が多少悪いものも買ってくれたりして、そこが良いところでね。
アヤ子さん:常連さんが来たら親戚の人が来てくれたみたいで嬉しいもんですね。
Q.お二人の出会いとご家族は?
幸吉さん:秋田からうちの隣に仕事に来ていたのを見ていて気になっていたの(笑)昭和36年に22歳で結婚したね。
アヤ子さん:子どもは4人で、孫は5人いるね。孫達も手伝いに来てくれているよ。私は秋田から嫁いできたけど、都会も近くて住みやすいし来て良かったよ。
Q.お互いの好きな所はどこですか?
幸吉さん:そうだなぁ、あの頃は無我夢中だったから…好きとかキライとかはなぁ…どうだ?
アヤ子さん:ケンカすることないからね。おじいさんが上手に育ててくれたんだね。夫婦の仲が良い姿を見せてくれたり、叱り方も静かに話すから育て方が上手だったんだねっていつも話すんだぁ。そんな風に育ったお父さんだから私も一緒に居れたんだね。
Q.趣味は何ですか?
幸吉さん:麦ワラを使った虫かご作りをしばらくしてるんだ。
アヤ子さん:パークゴルフや歌を聴くのが好きだね。