JAさっぽろ

げんきびと
農業関連 広報誌 げんきびと アクセス

-農業の宝☆ げんきびと紹介- vol.1

茎津与一さん

Q.農業歴はどれくらいですか?

先祖が明治27年に加賀(石川県)から入植して農業を始めて四代目。15歳の時に農家の後継ぎとして始めたのが昭和21年3月だったから農業一筋でもう70年になるね。

Q.農業を始めたきっかけは?

7人姉弟で男は自分だけだったから自然とそうなったんだべな。

茎津与一さん

Q.農業の楽しい所・大変な所はどこですか?

やっぱり、仲間達と協力したり、値段で競争したりっていうのが張り合いがあって楽しかったね。
野菜の中でも一番手間が掛かるのがメロンだけど、手間を掛けないとイイモンは出来ない。難しさが面白さでもあるし、せっかく作ったんだから手を加えるだけのものがあるね。毎年楽しみにして買ってくれる人が居たし、自分も頑張っているけどメロンも頑張ってるからってハウスを見るのが楽しみでね。でも自分の体力の限界を感じて、今年で農業をやめる決心をしたんだわ。

茎津与一さん

Q.思い出のエピソードはありますか?

平成8年5月20日、石狩町から石狩市に変わるほんの数ヶ月前に、どさんこワイドにテレビ出演したんだよ。当時のJAの担当職員が録画してビデオをプレゼントしてくれて。自分では録画していなかったから後からビデオで見れて心遣いが嬉しかったね。何回も見たよ。(笑)
あとは、農家を始めたばかりの頃、1俵(60キロ)担げたら一人前と言われて、無理して少し腰を痛めたけど我慢して沢山担いで、夜のご苦労さん会に参加するのが楽しみでな。でも、自分では覚えてないんだけど初日は一杯で倒れたらしいんだわ。今じゃ笑い話だけど、その後は少しずつお酒も強くなったね。

茎津与一さん

トップへ戻る

© Copyright JAさっぽろ