当地区は市北部の高台に位置し、長年にわたり農業用水確保に悩まされていましたが、かんがい事業により五の沢地区より水を引くことができるようになりました。その効果により従来は馬鈴薯や人参栽培が主でしたが現在はミニトマトやメロンなどの施設園芸が盛んとなり、年々ハウスも増え施設園芸の団地化を目指しています。近年はブロッコリーなども栽培しており自然も豊かです。
石狩川右岸のとても広大な平野が広がる当JA内で最も大きな農業地区です。米や小麦をはじめ、ブロッコリー、馬鈴薯、人参などを栽培しています。用水確保のための調整池が設置されたことにより、さまざまな野鳥も飛来し付近を通過するとちょっとした湖のように感じられ季節感が楽しめます。
北生振地区に隣接した農業の中心地域で、米をはじめ小麦やブロッコリーなどを栽培しています。当産地米でのイエスクリーン認証資格を取得した第1号の地区です。秋になると、収穫間近の稲穂がまるで黄金色の絨毯を敷き詰めたかのように素晴らしい景色が一望できます。
明治時代、石狩川は毎年のように氾濫を巻き起こす暴れ川でしたが、治水工事により残された三日月湖の茨戸川とマクンベツ川、石狩川に囲まれたのが生振地区で、上空から見ると島のような地形となっています。札幌市最北端の茨戸地区の隣に位置し、牧草をはじめ、米や小麦、長いもやゴボウなどの野菜も栽培しています。また、美登位地区に続き当産地米イエスクリーン認証資格を取得しています。
石狩市役所のそばに位置し、「地物市場とれのさと」に近く、アスパラや花卉類など多品種少量生産で消費者のニーズに合わせて栽培しています。住宅が建ち並ぶ中で、自然を維持し続けている地区ともいえ、都市化が進み土とのふれあいが少なくなっている市中心部を農業が守り続けます。
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