Q.農業を始めたのは?
基博さん:3人兄弟の長男でずっと農家だね。
富子さん:撰果場にも出荷してたし、私は近所や人参の撰果場に働きに出たりもしたね。お客さん相手なんかは直売をするようになってからかな。とれのさとになる前には、倉庫の前でテントを立てて何人か当番で販売したりね。色々な人に出会ったよ。
Q.2人の出会いとご家族は?
富子さん:宮城県の実家も農家だったんだけど、石狩に働きに来て2年くらい経った頃にお見合いしたんだよね。おとうさんが27歳、私が22歳のときだったね。
基博さん:結婚は昭和37年だったね。子どもは女の子2人、孫は男の子4人、ひ孫が男の子と女の子それぞれ1人ずついるよ。
富子さん:孫を4人連れて買い物に行ったりしてね。双子の孫を預かると両膝に一人ずつ乗って占領して。居心地が良かったみたいでね、帰る頃に「帰りたくない」って泣くのがめんこかったよ~。
Q.今、何がしたいですか?
富子さん:昨年、孫の結婚式で群馬に行って、その帰りにディズニーランドに寄ってみんなで遊んで来たんだけど、今は新型コロナで出かけるのが難しいから、治まったら家族に会いに行きたいね。
Q.直売の楽しいところは?
富子さん:直売に持って行くのが楽しいね。ほかの生産者との交流や自分の持って行った野菜が売れたりしているのを見るのも楽しいよ。
Q.直売が発展するきっかけとなった初期メンバーのお一人ですが、どうでしたか?
富子さん:直売に野菜を持って行っても安くしか売れなかったり、おとうさんも私も病気で倒れたり色んな事があったけど、こうやって野菜を出す度に直売があって良かったと思うよ。良い事がそれ以上にあったからね。これからも一生懸命育てた野菜をとれのさとに持って行くのでよろしくね。
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