Q.お二人の出会いとご家族は?
茂さん:6人きょうだいの末っ子五男で農家に生まれて、学校を卒業してから本州で仕事をしていた時に出会ってね。お袋が亡くなって父親からこっちに戻って来てくれと頼まれて、「誰かいい人は居ないのか」っていうもんで、そのまま千葉から連れてきちゃって。
月子さん:私が病院の受付で働いていた時にご縁が有って…。北海道にお嫁に行きたいと言ったら最初はやっぱり反対されましたけどね。来てみたら、皆さん優しくて…。家族は子どもが女の子2人で、孫が男の子2人と女の子1人いて賑やかで幸せですよ。
Q.農業はいつ始めたのですか?
茂さん:自分は63歳まで建材メーカーで営業をしていて全道回っていたよ。でも、休みの日には父親の畑の手伝いをしていたし、もの心がついた頃から田植えの手伝いをしていて、自然と身に付いていたから、それが今になって役に立っているかな。平成27年に初めてキャベツをとれのさとに出荷したのが農家としての第一歩だったね。
月子さん:私もお義父さんのお手伝いをしながら色々と教えてもらいましたね。
Q.サラリーマン時代と比べて今はどうですか?
茂さん:(即答で)体に良いね!今のほうがストレスもないし。日の出の前には起きて、朝4時頃から畑に出て早い時は夜8時に寝てるね。夏場は健康になるよ。ただ、冬は体がなまるんだよね。農作業は大変だけど、体動かすから、これ位がちょうど良いんじゃない?!
Q.農業をやっていて良かったこと
茂さん:うちはでっかい畑ではないから少量多品種で野菜を作っているんだけど、市場に出すほどではないから、とれのさとがあって助かっているよ。自分で作った野菜が目の前で売れることと、お客さんからの「美味しかった」って一言が一番嬉しいね。
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